少し重い話にはなりますが、必ず通る道のお話です。
動物を家族にお迎えしたら、色々な楽しい思い出が増えていきますが、命あるものいつかは別れが来ます。
その時、焦らず後悔の無い様に元気なうちに家族で話し合っておいた方がいいと思います。
なぜそんな事を言うのかというと、突然の病気・入院や手術をしなければいけない状況が起きた時、大体の飼い主さんは動揺して冷静な判断が出来なくなるからです。
もちろん若くて体力もある又は、リスクが少ない手術であればその場で判断できると思います。
問題は、高齢や疾患などあり手術・入院することによって命を落とし病院で亡くなる可能性がある。
このパターンが一番判断しにくいのです。
- まだ長生きして欲しいから、手術または入院を希望して亡くなるかもしれないが、そのリスクにかけてみる
- 年齢や動物の性格を考えて、痛み苦しみだけ取って住み慣れた家で最後を迎える
どの病院さんも飼い主さんが希望すれば、全力で治療すると思いますが、長い時間一緒にいた家族と最後どう迎えるか考えて見て下さい
『弱ってる姿を見てられないので、最後は病院で』
と言う方もいらっしゃいました。確かに何もできずつらいですが、
長年一緒にて、最後の時病院でいいんですか?
後悔しないですか?
もちろん苦痛がひどく動物の事を考えると病院の方がいい場合もあります。
それ以外で薬でコントロールできる場合はどうでしょうか?
仕事をしていてこの場合は覚悟を決めて住み慣れたお家の方がいいのではと思うことが多々ありました。
もちろん決めるのは飼い主さんです。
全く後悔がないと言うことは無いと思いますが、
どうか最後の時を後から大後悔しないよう考え、話し合って下さい。そして覚悟を決めて下さい。
せっかく出会えた家族の思い出が悲しみでおおわれませんように。