ペットと災害

飼育

年々日本は自然災害が増えてきています。災害が起きると今までの『当たり前が当たり前でなくなる』そんな分かりきったことが、実際体験しないと分からないものです

実際私も震災にあいました。ライフラインが完全に止まり当たり前が一瞬で当たり前でなくなりました

とにかく1日1日を過ごすのに精一杯だったことを覚えています。幸い、避難所に行くほどでない地域だったので家にいれました。

その時、買っていたのは、ハムスターでした。何事もないよう平然とぬくぬく寝ている姿に家族で癒されたのを覚えています。こういう時、本当にペットが心の支えになります。だからこそペットにも備えて下さい。

毎年、何らかの災害がおこる日本でペットの備えも必要

何を備え 考えるか

  1. ペットフードは1ヶ月分多めに備える
  2. 人用の飲み水保存にペットの分も入れる(私の時は2週間断水してました)
  3. ペット用品(ペットシーツ 猫砂などの消耗品)も1ヶ月分多めに備える(最低でも2週間分)
  4. 自分の住んでいる地域は何の災害になりやすいか考える(地震 津波 土砂崩れ 川の氾濫)
  5. 万一、家に住めない状況(一時的でも)になった時ペットをどうするか
  6. 災害時の暑さ 寒さ対策はどうするか

なぜ必要か

  1. 私の時は近くにペットショップがあり、10日すぎくらいにお店を開けてくれフードを買うことができました。ただし、店内は安全確保できない為店頭で定員さんにお願いして持ってきてもらう形でした。もちろん現金払いです。仕事場でも震災後1週間ほどは、「他院まで行けないので処方食を売ってもらえないか?」という飼い主さんが数件いらっしゃいました。人の場合は数日で少しは食べ物が手に入りやすくなりますがペットは別です。特に特殊なご飯を食べている子は1ヶ月分多めに備えるかとをお勧めします
  2. とにかく、水を手に入れるなが大変です。給水車が来るのにも時間はかかりますし、とにかく水は重いです。備えられすなら多めに備えることをお勧めします
  3. 災害が起きるとなかなかペットのものが買えなくなります
  4. 災害といっても色々あります。その災害によっても備えるものが変わってきます。一番大変なのは避難する時ペットを何で移動するか 何を一緒に持っていくか考え準備して下さい
  5. 最近はペットも避難できる施設も増えてきてはいますが、やはり災害が起きると人が優先となります。保護団体の方が数日で現地に入っていただけるようになりましたが飼い主さんも、もし家に戻れない状況になったらどうするか (ボランティアにお願いするか 親戚知人に頼むか 車中泊でしのぐか)何がペットにとっていいか一度考えてみて下さい
  6. ライフラインが止まりますので、季節にもよりますが、暑さ 寒さをどうするか?寒さは毛布と抱き合えば少しはマシですが、問題は暑さです。飼ってるペットが暑さに弱い場合は早急に対策を考えておいた方がいいと思います

 

 







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