動物看護士についての記事を見ている方が多い様なので、今回は動物看護士について書こうと思います
20年以上前に動物看護士になったので、現在は違う所もあるかと思いますが私が感じた、思ったことをは
- 給料が安い
- 社会保険完備が非加入の所がある(今は法律で規制されてる部分もある)
- 危険で生傷が絶えず、場合によっては縫うほどの怪我もする
- 好きだからだけではやっていけない
- 割り切ってできないと辛い
- 女性社会で小規模なところが多いので人間関係が上手くいかないと辛い
- 個人経営で夫婦で病院をやっていると動物看護士としては大変
- 休みが少なく拘束時間が長い
- 人の出入り(辞める人・入る人)が激しい病院は何かしら理由がある
大体が3年くらいで辞めてしまう。
私の周りだと
- 先生と奥さんと先輩の言うことが違く何をやっても怒られて精神的に参って辞めた
- 御局様が気に入らない子は無視され精神的にきて辞めた
- 一人暮らしで就職したが給料が安くて生活大変で、辞めて実家に帰った
今は条件がよく、働きやすくはなって来ていると思うが地域によってはまだまだ格差はあると思う
専門学校などから就職パターンが多いと思いますが、実習先で病院の雰囲気を掴んであとは就職してからが本番です
実習生はあくまでお客さまなので・・・
随分脅す様なこと書きましたが、大体現実はこんな感じです
ならなぜ、20年以上働いたのか?
- 仕事として好きな動物と関われたから
- 実家暮らしで安い給料でも生活できたから
- 同僚に恵まれたから
ハッキリいってこの20年以上内では、人間関係・動物関係で精神的に参ってしまうことも多々ありました。
好きだけではできない仕事ですが、すごく好きじゃないとやれない仕事です
もし、これから動物看護士を目指そうと考えている人に私からお伝えできることがあるとしたら
- 将来どう言う動物看護士になりたいか、そのためにはどの学校に入学すべきか考える
- なんの仕事もですが、必ず人間関係に悩むことがあります。自分を壊さないように、そうなった場合の対処法を自分で確立しておく
- 理想と現実の差に直面します、割り切って消化できるようにあらかじめ考えておく
- 生活していかないといけません。収入面でちゃんと生活できるようにしておく
いろいろと書きましたが、もちろん素晴らしい病院も先生も看護士さんもいっぱいいます。そう言うところに就職できるようちゃんと見て考えて見てください。
以前に比べると海外の飼い主さんも増えてきた様に感じます。地域によっては英語力も武器になるかもしれません